2020/12/11 FRI

90年代、青春のバッグを今にアップデート

ディレクター南貴之の欲しい機能を集約した、Graphpaper初となるバッグコレクション。

僕は出張でいろいろなところに行く機会が多いんですが、実際、使いやすいバックパックってなんだろうと考えたとき、ちょうどいいものがなかったので自分たちで作ることにしました。今まで、Graphpaperでは、オリジナルのバッグは展開していなかったのでお初です。

着想源は、80〜90年代と一世を風靡したプラダのナイロンバッグ、あれは僕の青春のバッグなんです。あの見え面をイメージして生地からオリジナルで全部作りました。同じような細番手と原糸を使用し、より高密に織ったナイロンツイルで、深みのある黒の色味と光沢感とハリ感が出てラグジュアリーな面構えになっています。

機能的には、全ての部屋が完全に分かれているポーチの集合体です。全部をいっぺんに入れてしまうと結局ポーチで分類しないといけないから、中がごちゃごちゃしてきて使いにくいので、最初から独立させました。三階建てになっていて、それぞれ入り口も別々。まず、上の2つのポーチは、雨が降っても水漏れしないように止水ファスナーにしています。靴下やコードなど小物類を収納するのにちょうどいいサイズ感。

そして、1階と2階も大きなポーチで上下に分けています。靴を持ち運ぶ際、服と一緒に入れるのは嫌だし、靴を持っていかないときには、着たものと着てないものを分けて入れておける。部屋ごとのポーチに分類すれば収まるようになっているので、使いやすい。

デザインは、2021SSシーズンのコレクションテーマがイサム ノグチということもあり、四角か丸か的な感じもあったので、完全に機能から入って、それを形にしたらこうなりました。いわゆるカジュアルなアイテムですが、きれいめに使えるようにボクシーでミニマル、表にはブランド名も何も余計なものは一切出てません。男性なら、これで2、3泊はいけると思います。

バックパックと合わせて、僕は出張のときにはパソコンではなく、iPadを持ち歩くんですが、きれいにちょうどきっちり納まるバッグがなかったということでサコッシュも作りました。中にはポケットや仕切りも付いていて、Appleの純正品にして欲しいぐらいよくできています(笑)。身の回りの小物や貴重品を入れるのに適したスモールサイズもあります。

このサコッシュの最大の特徴は、ショルダーストラップにJETGLIDE®️(ジェッドグライド®️)という機能を採用していて、ストラップの長さを調節する伸縮操作を片手でスライドさせるだけでできるんです。両手で押さえながらスライドさせるのは面倒臭いと思っていたので、これなら楽で便利。

以前、別のブランドで、CORDURA®️のボディバッグを作ったことがあるんですが、生地の表面の凸凹でウールを引っ掻いて毛玉になるのがめちゃくちゃ嫌だったので、このナイロンなら肩掛けしてもスムースなのでそんな心配はいらない。しかも、金具など重たい素材を一切使用してないから、とにかく全体的に軽い。

バックパックと合わせて、iPadがしっかり収まるラージサイズのサコッシュ、オフには最小限の荷物を入れる普段使い用のスモールサイズと、僕的にはこれだけあれば、2〜3日の出張からオン・オフと全て事足ります。

Nylon Back Pack

Nylon Sacoche_Large

Nylon Sacoche_Small


RECENT POST