ディレクター南のコメント
90年代を思わせる構築的なハリ感のある最高にヤバイ生地
2020AWシーズンに作った生地の中で一番ヤバイと思ったのが、トリプルクロスです。着想は、90年代の本人がデザインしていた頃のジル・サンダーのコレクションに、こういうイメージの生地があったんです。日本のコットン生地というと、いわゆるアメカジっぽい質感のものが多いけど、これはコットンとポリエステルの混紡で、限界まで高密度に織り上げているので、ポーンと生地に膨らみとハリが出て当時の雰囲気を呼び起こしています。ディーター・ラムスがテーマということもあり、マットなんだけど、少し光沢があって構築的に仕上がるよう何度も混紡率を変えたり調整しながらたどり着きました。とにかくこの生地の質感が気に入ってるので、定番のわかりやすいシェフパンツに落とし込みました。
平織と綾織を組み合わせた超高密度の三重織り素材によるシェフパンツ。独特な光沢感と反発力が特徴でシワになりにくい。ウエストのサイズを簡単に調整できるブランド定番のモデル。
SIZE F: ウエスト72-90 ヒップ112 股上31 股下73 渡り33 裾幅17 (cm)
POLYESTER 62% COTTON 38%